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SAGAセミナー

5月も来週で終わり。
まもなく一年の折り返し地点!そんなに経ったかなぁとか思ってしまうのは、やるべきことが全然終わってないからかもー^^;;
近況としては、いろいろあるのですが、とりあえず原皮がなめしあがってきたところで、染色をどうするかで打ち合わせをしているところです。
面白くてちょっと和んでもらえるような可愛い小物を作るために、毎日、みんなでいろいろ試行錯誤しています。

さて、この時期、恒例となっているSAGAのセミナーに今年も参加してきました。
自分のブログを追っていると、もう10年前から参加していることに気付く(笑)
でも、毎年同じように思えても気が付くポイントも思うことも微妙に違うんですよね。

SAGAセミナー2016_00

昨年の日本毛皮協会主催のFURコンテストの受賞者の作品がきれいに並べてあり、会場を華やかに彩ります。
SAGAfurの歴史や、近年の産業構造的な話などを簡単に説明を受けた後、ミシンを使った具体的な縫製テクニックの講習と、毛皮素材の加工応用の講義を受けてきました。

SAGAセミナー2016_01

上の写真は、ダイヤ型にカットしてストレッチ的な素材にするガロンというテクニックですが、自分が今回印象に残ったのは、もっと簡単なもの(笑)
ファーポンポンの作り方!
毛皮で作れる最小パーツといえばこれ!と言ってもいいぐらいマストなアイテムですが、たとえばキツネとミンクでは、毛足の長さが違うので作り方が全く違ってきます。
ふだん、ミンクばっかり素材として扱っているのでとても面白かったです。

SAGAセミナー2016_02

続いて、素材の加工テクニックの講習ですが、こちらは毎年の流行の雰囲気を感じられていいです。
今年は、シメントリー的な幾何学的なデザインを見せるものが多い印象。
上の写真は、染色ではなく毛皮に違う毛皮を移植することで、フェードしているように見せるテクニック。
裏をみると他の毛皮が水平に丁寧にはめ込んで縫製されているのがわかります。

どれも、とっても時間や労力がかかるもので、一般的な商品としてはなかなか現実的ではないところが辛いけど、講師の方が特に”エフェクト”と言っていたのが印象的でした。
エフェクトなんて言うと2Dや3D、動画の世界みたいです。
毛皮という素材に、縫製テクニックやアイデアを使って新たな(“エフェクト”を持った)素材を創造するのは、商品というよりもはやアートの世界。
今年も、いろいろ参考になるとても有意義なセミナーでした。
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ミンクを中心にいろいろなものを作っています。数人の職人で、新しいものに日々チャレンジの毎日です。すべてが1点ものでうちのオリジナル作品です。

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